HOME   »   その他レビュー  »  特捜最前線最終章
calendar 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
特捜最前線最終章3部作を一挙放送していました。
最終章はメインライターの長坂秀佳さんが担当したためか謎解き、
攻防戦を主体に描かれていました。
506話「橘警部・父と子の十字架」
過去に何件も強盗殺人を犯した犯人・尾崎が逮捕された。
だが橘警部はその事件のうちのひとつに疑問を持っていた。
その事件は不動産社長・柏山を殺し、金庫の中の金と書類を奪ったというもので
尾崎はそれを自供したが、その事件だけは違うのではと事件を洗いなおす。

そんな中、橘の息子・健二が上京してきた。
橘の妻が離婚届けを提出、そして姿を消したためである。
この15年間、父親らしいことをしていなかった橘を恨む健二
聞き込みの際、住民に罵倒されたり、尾崎に邪険にされながらも何度も尾崎を訪れる
橘の姿を見た健二はほかの刑事達に説得され、父の苦労を知ろうと兄の信一とともに
橘の捜査に協力する。

尾崎はどのみち死刑になるからと最初は相手にしていなかったが、
徐々に橘に心を開き、ついに実は犯人ではないことを明かした。
そして息子達の熱意に住民達が負け、新事実を思い出してくれたのだった。
真犯人は第1発見者の上岡巡査だった。
事件解決後、信一は刑事になることを、健二は牛のように生きることを父に告げたのだった。
(橘は昔「牛のように生きたい」といっていた)

507話「桜井警部補・哀愁の十字架」
前回の続き。事件は解決していたが、まだ謎が2つ残っていた。
●不動産社長・柏山に借金をしていた上岡巡査。では100万もの金を何に使っていたのか。
●犯人である上岡巡査しか知らない事実をなぜ尾崎が口述したのか。

これに対し、「弁護士がきたらすべて話す」という上岡巡査
だがそこにきたのは桜井の父・桜井弁護士だった。
一巡査にすぎない上岡が呼べるような弁護士ではない。
そして桜井弁護士との接見の後、態度が一変し、一切しゃべらない上岡巡査
一方、尾崎柏山殺しのことを誰が吹き込んだのかを尋ねたが、尾崎は覚えていなかった。

桜井弁護士がしくんだことだった。
家族の保障を餌に上岡巡査の口を封じ、尾崎には思い出そうとしているときに
わざとまぎらわしいことをいって混乱させ記憶の操作を行ったのだ。

尾崎の自供も東署の刑事・前田が誘導尋問の形でふきこんだものだった。
そして桜井弁護士東署の署長・銀城とも接触していた。
銀城はキャリア組のエリートでとんとん拍子で出世しているイヤミな若造だ。
東署の腐敗、警察の人格を無視したキャリア優先の昇進制度について嘆く桜井と橘。

桜井弁護士は東署の警官、刑事、風俗業者と接触してまわっていた。
黒い噂のある者ばかりだ。
桜井は父に問い詰めるが、桜井弁護士「正義感で何が買える?今では沈黙で(上岡の)
家族の生活が買える」
と言い放つ。

柏山は不動産をやる一方で実は警察官相手専門の金貸しもやっていたことがわかった。
上岡巡査は正義感が強く、また東署にきて日が浅かったため東署の腐敗ぶりを嘆き、
署内の不正をつきとめ、副署長に訴えたが、彼らにはなんの処分もなく、
また上岡巡査の左遷の噂が流れた。
そんな上岡巡査にある業者が声をかけてきた。左遷をやめさせる方法を知っているというのだ。
上への賄賂であった。業者が代理でやってくれるのだ。
それはうまくいったが、賄賂のための100万円をその業者のすすめで上岡巡査柏山に金を借りたのだ。
だが法外な利子がついていたため上岡巡査は抗議にいく。そして争いになり、柏山を殺してしまったのだ。
それを知った東署刑事・前田尾崎に罪をきせることを思いついた。
前田刑事銀城署長の腰巾着である。
部下の犯罪が明るみになったら銀城の出世に響く、そうなれば銀城にくっついて
前田刑事が出世することもできなくなるからだ。

そんな銀城署長に味方する父に怒る桜井。
だが主人公である特命課課長・神代は見抜いていた。
桜井弁護士は弁護士としての仕事をしながらもヒントを出していたことを。
秘密裏にやろうと思えばできたのに助手を使わず自分で動き、目立つところに車をおき、
動きをつきとめやすいようにしていた。
だからこそ特命課は不正していた警官、刑事、業者を洗い出せたのだ。
そして上岡巡査の家族に金をだしたのは桜井弁護士であったこともわかった。
彼は泥をかぶる気だったのだ。逮捕され自ら法廷に立ち、すべてを供述するつもりだったのだ。
また彼は金が全てのようなセリフにも吐きながらもそこにヒントをかくしていた。
「くせ一つ見抜けない者が何を言う」というセリフから前田刑事はメモ魔であることをつきとめる。
だがメモは桜井弁護士が燃やしてしまった。証拠隠滅の罪で桜井は自ら父に手錠をかけるのだった。

508話最終回「神代警視正・愛と希望の十字架」
噂がながれていた。
前回の東署での強引な捜査が原因で神代がクビになり、特命課がなくなる。
そして「4課特別室」が新設され、その室長に黒い噂のある西岡がなるというものだ。

すると神代は拳銃を持ち出して東署にあがりこみ、署長・銀城を殴って資料をもちかえった。
5つの暴力団のデータだった。東署はなぜか暴力団関連のデータのガードが高い。
だから強引にもっていったらしい。
この5つの暴力団は新興勢力で近代的なタイプの暴力団で、賄賂に関係しているらしい。
神代はこれらの暴力団やほかの団体にも同様に押しかけ、暴力を振るい、物色していった。
神代の足跡をおって捜査をする特命課。

捜査の結果、これらの団体には共通点があった。それは思想団体としての別名をもち、
それを隠れ蓑にして資金を集めていたのだ。さらにすべてが横のつながりを持ち、
「日将連」という連合組織をつくっていたのだ。
そして神代はついに政治家の事務所にまでおしかけていった。
だが、それだけ派手に動いているにも関わらず、神代のことは表にでなかった。
警察や政治家達が表に出さないようにしているからだ。

そして西岡佐渡原代議士とグルだった。
その証拠に西岡はいつも特命課より先に現場にきていた。
西岡の行動から逆にヒントをつかんだ特命課は佐渡原の事務所でビデオテープを入手した。
それには「日将連」の忘年会の模様で、来賓として佐渡原が写っていた。
だが銀城は写っていなかった。
事務所を捜索してテープを見つけたときに事務員が磁石でテープをダメにしたためだった。
銀城のバックには財界の大物や銀城の先輩である本庁の幹部がついており、
どうも彼らも関係しているらしいこともわかった。

暴力団・政治家・警察の癒着をあばき、マスコミを動かし、それが世論を動かす。
神代のねらいはそこだった。


そこに行方不明だった神代があらわれた。神代もそのテープを探していたのだ。
でも肝心の銀城は写っていない。これでは・・・
だが神代はまだ手はあるという。
それはテープが磁石でダメになったことを知っているのはみんなしか知らないということだ。

特命課はテープからとった写真を使って銀城の写真もあるぞとハッタリをかましその不正を暴いた

だが神代はテープを持ち出し姿を消す。そして佐渡原に取引を持ちかけた。
例のテープを金とひきかえにかえすというものだ。
神代はみんなに箱根の七曲山で取引をすることを告げたが、くわしい場所までは言わなかった。
山に向かう途中でみんなは西岡と合流。
邪魔をするのかと思われたが、西岡は真実を話した。
西岡と神代は13年前に警察内部の腐敗をなくそうと誓い合った同志だったのだ。
西岡はわざと自分の周りに黒い噂をばらまき、少しずつ佐渡原たちに近づいていったのだ。
本来西岡神代と一緒に行くつもりだったが、神代が一人でいったのだ。
自分一人で決着をつけるつもりなのだ。

だが証拠はない。ならどうするか。
新しく自分で証拠をつくるしかない。
それは自分が殺されることだった。
神代は爆発しても大丈夫な耐火性能を持つビデオカメラ、レコーダーを車にのせ、
カメラにむかって事情を話した。この場所を知っているのは電話で直接知らせた
佐渡原のみ。だがここにまっすぐほかの奴の車がきている。
佐渡原に雇われた殺し屋だ。
カメラに自分が殺される瞬間がうつる。これを証拠にするつもりだ。
そして車は追突され、下におちた。だが特命課がすぐにきたため殺し屋は
とどめをささずに引き上げていった。
神代は救助された。

その後、「4課特別室」が新設され、西岡はその室長に。
特命第1課、2課が新設され特命メンバーはそこに配属。
そして「特命捜査部」が新設され、神代はその部長になり、1課。2課はその管轄下におかれた。(終)

最後は神代の視聴者への挨拶で〆。
「この10年間にわたって、特捜最前線をご支援いただき、本当にありがとうございました」
ついついひき込まれるように見入ってしまいました。
やっぱ面白いですなあ特捜わ。
スポンサーサイト
Twitter はてなブックマークに追加
NEXT Entry
アニメレビュー
NEW Topics
実は予約していたヘボ
プリキュア
知らなかった
選挙が近い
それ信じてる奴いるの?
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
月別アーカイブ