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先日「堕靡泥(ダビデ)の星」という漫画を買いましたが、
せっかくですので少し詳しく書きます。

主人公・神納達也(じんのうたつや)は由緒ある神納家の一人息子。
第一章ではその出生・生い立ちが描かれています。
実は達也の父・神納教授は子種がなく、達也は連続強姦殺人魔・蛭川源平が
奥さんをレイプして生まれた子供でした。
父はその一件以来奥さんに嫌悪感を示すようになりましたが、
世間体ばかり気にする性格だったためか、離婚や中絶をせず
形だけの夫婦になっていました。

達也は中学のとき授業でヒトラーのユダヤ人虐殺について学びました。
ユダヤ人は自分がユダヤ人であると証明する「ダビデの星」という
六亡星型のものをつけさせられていたそうです。
達也はポーランド人全滅作戦「夜と霧作戦」に興味をもち、
アウシュヴィッツ捕虜収容所の様子を描いた本「夜と霧」を買いました。
その本で女が拷問をうけるさまを想像した達也はヌいてました。
この出来事のほか、神納教授に母とともに虐待をうけ続けていたことや、
母が自殺したこと、神納教授に本当の父のことを知らされたことなどから
達也は父にすさまじい憎悪を燃やしていました。
そして父を事故にみせかけて殺し、財産をものにしました。
先祖が徳川家康から4万坪もの土地をもらっており、それを今なお所有
していたため、達也はそれを金にしたのです。

達也は一人者になり、莫大な金と完全な自由を手に入れました。
ですが、そうなる前は父を殺すという激情と、
犯行後のばれるかもしれない緊張感。
そして子供のころカエルを残酷な方法で殺したときや
父に虐待されている母の姿を見たときに感じた快感。
そのためか今の平和を怠惰に感じ、そこから脱却したいと思うようになりました。

緊張感につつまれ、"生きている"という実感を味わう方法はただ一つ・・・

dabide01.jpg
dabide02.jpg

というわけで上の画像の歌手 八汐路ジュン
(読み仮名がふってないのでなんと読むのかわかんないです。)
を誘拐。地下室を改造してつくった地下牢に閉じ込め、
レイプや拷問などいろんなことをしました。
それは地下牢を捕虜収容所にみたてた、人間を家畜にするための実験でした。
世間を騒がせるのも目的でしたが、ほかにもありました。
一つ間違えば人生が台無しになるかもしれないスリルと興奮が犯罪の中にある。
スリルの中を生きぬくことにかける男の本能が平和な文明の中で
その牙を抜かれてしまったのだ。
達也はその本能と欲望に忠実に生きることを決意するのでした。

こうして達也は次々と犯罪をおかします。
そのほとんどがレイプで、口封じのために殺人もします。
達也はまさに犯罪の天才で、そのおそるべき頭脳で策謀をめぐらし、
尻尾をつかませずに犯行を重ねていきます。

作品の内容が、達也の生き様がすげーインパクトあるんですよ。
↓はこの続きで最終回のネタバレです。
http://henomohe.blog65.fc2.com/blog-entry-324.html
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というわけでニューエアコン登場!!
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プリキュア
知らなかった
選挙が近い
それ信じてる奴いるの?
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